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社労士受験ゼミ
池村有美さんの合格体験記 <その1>
【 きっかけ 】

「介護保険の保険料って、いったい誰が払っているのか・・・」
「はたして、私は払っているのか・・・」
そんな疑問が、きっかけでした。
私の祖母83歳は、認知症の要介護3
自宅が近い事もあり、ちょくちょく様子を伺いにいったり、入浴を手伝ったり
してます。
そして、介護保険を利用し、ヘルパーさんを頼んだり、デイサービスを受け
たりしています。
介護保険の仕組みっていったい!!
それがきっかけでした。
それが入り口となり、弟(司法書士受験生)の
「社会保険労務士はのびるよー!!とっちゃえばぁ?」と言う軽い言葉に
後押しされ受験する事にしました。
2005年10月初旬。

☆☆============================================☆☆

【 無知なわたし 】

さあ、まずは、受講体験ということで、渋谷のLECへ
労働基準法はなんとなく聞いた事があったが
それ以外の科目については、失業保険(雇用保険のことです)や国民年金
なんかも、いちいち法律になってるんだ・・・
自分の無知さに軽い眩暈を覚えました。
大学を卒業して、2年半ほど企業でOLをしていましたが
お給料から差し引かれる社会保険料について、全く無頓着で、国民年金と
厚生年金の違いすら知りませんでした。
というか、興味が沸かなかった・・・と言った方がいいかもしれません。
でも、勉強を進めて行くうちに、知っておいて損はない、知っておかなければ
ならない大事な事だと思うようになりました。
勉強すればする程、知識が増えれば増えるほど、無知ほど怖い事はない、
と思うようになりました・・・

                                         つづく
# by sr-knet | 2007-03-23 05:21 | 池村 有美
大和空さんの合格体験記
■ 直前期の不安

平成13年8月。社労士本試験1週間前。

それまで数か月間続けていた夜型の生活を朝型に切り替えようと、
夜は早めに布団に入るようにしていました。
でも、布団の中では、本試験への不安で押しつぶされそうでした。

その年の3月に会社を辞めていたため、落ちるわけにはいきませんでした。
今でも、あの年に落ちていたらどういった人生を歩んでいたか想像すらできません。
“人生を歩む”ということを続けていたかどうかもわかりません。
冗談ではなく、自ら人生に終止符を打っていたかもしれません。
全てを賭けて臨んだ試験でした。

毎晩、「落ちるかも」という不安の闇のなかで、それでも、「本当に落ちる?」
という一筋の希望に似た疑問が胸に宿ります。
そして、本試験で確実に取れる択一式の点数を科目毎に出していきます。

労基 5点
安衛 1点
労災 5点
雇用 5点
徴収 4点
労一 3点
社一 3点
健保 7点
厚年 7点
国年 8点

計 48点

もちろん、5年前のことなので、正確な数字は覚えていませんが、
たぶんこんな点数だったはずです。
前年の平成12年の合格点は、公表されませんでしたが49点前後。
確実なところでこの点数なら、多分本番も大丈夫。
静かな自信に包まれ、眠りにつきます。

■ 根拠は過去問

48点の根拠は、過去問や予備校の模試のうち、確実に解答できる問題の割合。
たまたま答えがあったというようなあぶなっかしい問題は除き、一つひとつの
選択肢の正誤を、きちんと理由をつけて答えられる問題の割合を積み上げます。

その過去問を回した回数は、2年間を通じて、各科目3回~4回でした。
合格者の平均よりは少ない方だと思います。
ただ、1回回すときに、実質的には1.5回解いています。
最初に解く際に、誤りの根拠やその他疑問に思ったことをノートに書き出します。
その後、解答の根拠、疑問点の箇所を基本書で探します。
問題集の解説を読む前にです。解答も見ません。
要は、基本書をみながらもう1度解くという形になります。
これでだいぶ力がつきました。

■ 選択式

選択式については、基本的には、択一式の知識が十分であれば、必要な合計点は
とれます。
心配なのは、科目別合格基準点の存在。
鍵は、合格者が取れる点は確実にとること。
社会保障の歴史や制度の大枠については、関係する仕事をしていたので、自分が
答えられなくて他の受験生が答えられる問題、しかも、それで合否が決まること
になることはまずないはずでした。
一方で、実務経験がないという穴を埋めるため、年金教室や、労政事務所の
セミナーに通いました。もちろん、本当の実務とはいえませんが、必要最低限の
勘が試験時に働くようにしておくことが大切でした。

■ 信じれば受かる!?

前年、平成12年の試験で、「受かると信じれば受かる」と臨んだ本番。
ある意味、要領よくマグレを狙ってました。
でも、完全な実力不足で不合格。
「受かると信じれば受かる」なんていっても、本当に心底信じられなければ
受かるわけがないんです。
心の底で「ダメかも」なんて思ってるのに、頭でだけ「受かるんだ。受かるんだ」
と考えても、受かるわけないんです。
付け焼刃のプラス思考じゃ、通用する試験ではありません。
「受かると信じれば受かる」というのは、「一定の学習をきちんとやれば受かる
と信じられる。信じられるほど努力してる。だから、受かる」んです。

本試験当日。会場の教室には30人から40人の受験生。合格率が8~9%なら、
受かるのは単純計算で2人か3人。
平成12年の「そのなかに入れるんだろうか」という不安は、平成13年は、
「受かるのは、自分と、あとは、このなかの誰だろう」と周囲を眺める余裕に
変わっていました。
結果は、合格でした。

■ 正しい道に

合格後の今、多少社会保険と関連する教材の制作に携わっていますが、知識が
どんどん抜け落ちていくことに焦りを感じています。
それでも、後ろに退けない状況で、確実に合格に持っていくことができたのは、
自分のなかで、大きな自信につながっています。

この試験を巡り、受験生は、大きなものから小さなものまで、様々な選択をします。
会社を辞める。働きながら受ける。
通学で学習する。通信教育で学習する。
そもそも、試験を受けるのか。やっぱり止めるのか。
自ら選んだことでなくても、学習する環境では様々なことが起きます。
その中で大切なのは、選んだ道、選ばされた道が正しかったかどうかを考える
のではなく、その道を正しいものにしようとする姿勢です。
そのことに気がついたことも、社労士試験の受験を通しての大きな収穫でした。
# by sr-knet | 2006-09-23 07:52 | 大和空
新藤久嗣さんの受験体験記
今回、社会保険労務士の受験をしました。
自己採点では、選択式:32点(社一2点)・択一式:56点でした。
今回が初受験で、勉強方法は通信講座を受講しました。
勉強を開始したのが12月からなので、勉強期間は9ヶ月程です。

勉強するに当たって大事だと感じたことは、「手を広げすぎない」。
これに尽きます。

世間では過去問を2,3回転しかやっていないのに模試を5回も受けたり、
一般常識講座を受けたり、選択式問題集を購入したりしている人もいる
のですが、あれもこれも手を付けたって消化不良になるだけです。
お金が勿体無いです。私は受験勉強を通して、10万円以内におさめました。

私の場合は、講座CD・テキスト・過去問・予想問題集(答練の代わり)・
法改正講座・横断講座・白書講座・模試2回を受講しました。
極力やることを絞ったつもりでも時間が足りないと感じがしました。
現に模試の復習は1回しかできませんでした。

ネット上では色々な情報が氾濫していますが、そんなものは無視して構いません。
最小限度のものを最大限にやれば合格のレベルには十分達すると思います。

また、試験が近くなったら「覚えられないものは勉強しない」という割り切りも
必要だと思います。

私の場合は「労務管理」と「年金の一部繰上げ」でした。
この2つはほとんど勉強してません。
過去に何度も問われてることならともかく、出題頻度が低いなら力を入れて
勉強しなくても大怪我はしません。
現に私が受けた年ではこの2つは出題されませんでした。

私を含め社会人受験生もたくさんいると思うのですが、勉強時間をいかに作るかも
重要だと感じました。
細切れの時間を有効に使うなんてことは当たり前のことで、やはり大事なのは
いかにして机に向かって勉強する時間を作るかだと思います。
1日2時間は机に向かって勉強する時間は必要だと思います。

私の場合は睡眠時間を削ることで勉強時間を確保しました。
仕事が終わり、家で10時から1時頃まで勉強しました。
試験2ヶ月前の平均睡眠時間は3~4時間です。
諸事情により他に時間を削るところが無かったのでこうしましたが、
体が丈夫な私でも辛かったのを覚えてます。
体調管理は大事なので睡眠時間を削るのはあまりお勧めできませんが、
とにかくどうにかして時間を作ることが大事です。

以上が受験勉強に当たって私が特に重要だと感じたことです。
来年受験される方へ少しでも参考になれば幸いです。

私は選択式で社一の基準点が下がると信じているので、
来年は勉強する必要が無いはずです。。。
# by sr-knet | 2006-09-18 00:01 | 新藤 久嗣
佐藤憲彦さんの受験体験記
今年は通算3回目(予備校通い始めて2回目)の試験という事で
「合格取りに行きました」。
しかし結果は選択33点、択一48点で両方救済次第であります。

■ 勉強方法

知識の偏りを是正する為と効率よい予・復習の為に通学のクレアール
以外にフォーサイトの通信と社労士VとそのCD講座を3股活用しました。
アウトプットは、1問1答式のクレアールの17年分過去問を軸に、
わかるシリーズの2冊の予想問題とTACの合格のツボ択一対策を利用。
大変でしたが得点力は上りました。
ペースメーカーとして最短最速の有料サイト合格クラブの「ひよこに
挑戦合格への1日1問」を利用。
質問対策や情報ツールとして、K-netの有料会員やsha-ra-run
会員になりました。
答案練習期には、常に満点目指し10番以内狙ってました。
模試は大手予備校の煽動に乗らず、異なる団体を7月に3度受験・・・
具体的にはフォーサイト、クレアール、IDE塾です。
共に択一50点以上叩き出せたので自信になり弾みつきました。
8月は過去問と心中しようと決めてましたので都合4回まわしました・・・が
これが戦略ミスでした。解く事に集中するあまり無意識のうちに「問題と
答えの暗記」に流れてたと今になって考えれば思う。
最後の週は「情報集約化」されたテキスト読み込んでおくべきだったと
自分的には痛感する。

■ 反省点を踏まえての来年受ける方(自分も)へメッセージとすれば

過去問や問題集は解いた回数が重要じゃない、解いた時にどう情報を
整理しインプット出来たか?正誤より解答プロセスに拘る勉強してほしい。
一つの問題から横断に派生してほしい。
出来れば2冊ずつ購入し、一つは綺麗なまま使い、他方に書き込み等して
専用サブノート化させてみよう。
選択対策に王道は無いので条文に慣れ親しんでおこう。
で最後に投資を惜しまず、加藤先生を利用しまくりましょう!?
# by sr-knet | 2006-09-14 05:57 | 佐藤憲彦
山内洋輔さんの受験体験記
まず苦労したことですが、
そもそも社労士受験を志したのは?と聞かれてもはっきりいって
困ってしまうんですが、一度やると決めたらやらないと、と思い、
何とか頑張り続けています。

でも、最初、法律に縁のなかった僕には、条文に慣れなくて苦労
しました。ただ、そこで条文をマスターできなくても、合格には
問題が解けるようになればそれでいい。その過程でマスターできる
だろうということで、まずは問題を解けるようになるには?と思い、
いろいろ考えました。

素人である僕が、問題を解こうと思っても日本語が理解できない・・・
資格予備校の先生に相談したら、そういうもんだから頑張ってくださいと。
今思うと他にいいようがないなと思います。

それならアドバイス通り、過去問一問一答をひたすら繰り返す。
○×は当たるようになりました。あくまで○×のみで、理由は
よく分かりません。

それでは理解してるのだろうか?わかってるんだろうか?と疑問が
浮かびました。
○×だけ当たればそれで受かるだろうか?それではだめだと、受験
勉強経験1ヶ月足らずで思いました。

キーワードは「理由」です。誤りの理由。
それをマスターするにはどうしたら?と考えるようになりました。
まだ参考書の善し悪しがよく分からない時期です。そこでかなり
悩みました。でも、まてよ、解説がここにあるってことは、これが
理由じゃん。これをアウトプットできれば理由が分かって、理解
できるんじゃないかと。

そこからやり方を変えました。
○×を判断して解説を読むという作業から、○×を判断した上で、
論点も判断し、理由を明確にして、とにかく書く!この変更はかなり
苦労しました。
というのは、理由が分からないからです。
10問やって4問理由が書ければ上等な状態でした。

でも、それを根気よく続けることで少しずつ理由が埋まっていきました。
そうなればもうそれを繰り返すのみでノートがどんどん消費されていき
ました。これもまた、慣れるまで苦痛でした。
繰り返すことが大事と言われ、何とか続け、それが当たり前になった
とき、理解が一気に深まりました。
ただ、そのとき、細かい数字などはよく覚えてなく、17年度の試験に
影響し、不安定な部分があるままあえなく不合格。

リベンジを誓い、基本的なやり方はかえず、テキストに書き込むように
しました。でも、これまた時間がかかるし、時間のわりに内容が進んで
ない気がする・・・大丈夫かな?最初はこのまま低空飛行状態で、
後半になると、二次関数のグラフの如く、一気に伸びが見られ、理解が
深まりました。苦労が実ったと実感できました。

苦労が実感できるテキストが今も横にあります。
特に苦手な労災・雇用はこのやり方で何とかものになりました。
17年度は素人同然でしたが、今年は自信満々でした。

僕は特に頭がいいわけでもなく、理解力も凡人程度です。
でも、やり方によってはできるようになるもんだなぁと実感できました。
ちょっと愚痴っぽいですが、僕には優秀な従兄弟がおり、子供の頃
とても比べられてきました。できないと無理やり思い込ませられた僕は
何とか、と思っていましたが、もうその頃にはどうでもよくなっていました。

今は自然にできることである、テキストへの書き込み、理由をその都度
ノートに書きながら問題を解く、選択式でも番号だけでなく用語をその
都度書く。
これらはほんとに苦労しました。
でも今これと同じことをしても苦労ではありません。逆にこうしないと
不安で仕方ありません。
受講生仲間に、そんな気の遠くなることできないと言われますが、これは
合格を勝ち取るための、普通のことだと思います。
理解は何事にも代えられません。
すでに合格された方でも、このようなことは実行されているはずです。
細かいところは違っても、同じくらいの努力は必ずされているはずだ
と思います。

いつ苦労が自然にできるようにかわったかは分かりませんが、ほんとに
いつの間にかでした。それが分かったから、今度こそ合格できるはず
と信じきっています。

よかったこと・・・合格できてたら、それがよかったことなんでしょうが、
不合格になってもよかったことはたくさんあります。
あ、不合格になってよかったってことではなく・・・。
それは、自分でも可能性が見えてきているということでしょうか。
今まであまり優等生になったことはなかった僕ですが、やればやっただけ
自分の実力が目に見えてくるので、とても気持ちがいいもんです。
それに、普段の生活でも、常に考えるくせがついています。
こればかりは、自分自身がそういった環境にならないと、なかなか
できないものです。少なくとも、僕は今までそうでした。

他にも、何気なく始めた勉強だけど、始めていなかったら知り合えなかった
人たちと知り合えたのも財産だし、知識以外の能力もかなり上がっている
と思います。
でもまだ不合格なので、早く合格して、この自信を完全にして、堂々と
合格体験記にしたいと思います。
# by sr-knet | 2006-09-10 20:00 | 山内洋輔
   

社労士試験の合格者が語る受験の動機、勉強方法など体験記を掲載しています。
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